ノーコードツール「STUDIO」のメリットとおすすめ事例3選

2024.07.22

#Webサイト運用

「ノーコード」という言葉をご存知ですか?
ノーコードとは、htmlなどのプログラミング言語を使わずにWebサイトやアプリなどを開発できるサービスのことです。

ムーンファクトリーでも、このノーコードを利用したWebサイト制作の事例がいくつかあります。中でも最近よくお問い合わせがあるのが「STUDIO(スタジオ)」です。
そこで今回は、企業の広報のご担当者さまや更新者さまの目線で考えた、STUDIOのメリットをご紹介します。

「STUDIO」と通常のWeb制作の違いとは?

STUDIOでは、ドラッグ&ドロップでデザインをしながらWebサイトを構築することができます。htmlやCSSなど、Web制作のプログラミングに関する知識がなくても比較的操作がしやすいのが特徴です。

実際にWebサイトを作る流れを比較すると、通常の場合とSTUDIOの場合では次のような違いがあります。

通常のWeb制作とSTUDIOの違い

通常のWebサイト制作で必要なデザイン作成・コーディング・CMS構築をまとめ、工程を大幅にカットできる点がポイントです。

STUDIOを使うメリット①
短納期で制作できる

制作の工程を大幅にカットできるということは、制作期間を短くできるということ。
デザインテンプレートを使用する場合はもちろんですが、オリジナルデザインでも通常のWeb制作の2/3程の期間で制作ができます。

STUDIOを使うメリット②
プログラミング・サーバー不要でコスト削減

制作工程のカットによって、制作にかかるコストもカットできます。
さらに、STUDIOはクラウド型のツールなので、利用料の中にサーバー費が含まれています。別途サーバーを用意する必要がないため、初期費用や設定費をカットできることも、メリットの一つです。

注意点としては、無料プランではURLが「https://〇〇〇〇.studio.site」になることです。「https://〇〇.co.jp」などのURL(独自ドメイン)にする場合は有料プランを契約する必要があります(有料プランは月額980円~)。

STUDIOを使うメリット③
ノーコードだから更新しやすい

STUDIOの管理画面はとてもシンプルです。デザインエディタは公開されているページがそのまま表示されるので、軽微な文字修正であればどなたでも対応できるでしょう。
またCMS機能を設定しておくことで、お知らせなどもスムーズに更新できるので、長期的な管理コストを削減することも可能です。

STUDIOの編集画面

STUDIOを使えば誰でも簡単にWebサイトを作ることができるのか?

STUDIOには、無料のものから有料のものまで、様々なテンプレートが用意されています。
テンプレートをインストールして写真やテキストを差し替えるだけであれば、Web制作に携わった経験のない方でも作業ができるので、誰でも簡単にWebサイトを作ることができると言えます。
個人的には、日本の企業が開発したツールだからか、編集画面の使い勝手も海外製のCMSよりわかりやすい印象がありました。メニューの項目名などもわかりやすいので、説明をあまり読まなくても直感的に作業ができると思います。

ただし動きやデザインにこだわってオリジナルのデザインでWebサイトを作成したい場合は、Web制作の経験、特に、デザイン経験がない方には難しいと感じました。
div、マージン、パディングなどの基本的なWeb構造、フォントの選び方、ページの読みやすさや使いやすさを考えた構成などの知識が必要になってくるからです。

企業・団体のブランディングやユーザーへの訴求力を考えると、オリジナルデザインでのWeb制作は欠かせません。誰でも簡単にWebサイトを作ることができるSTUDIOですが、専門の業者に依頼する余裕がある場合は、プロに制作を任せることをおすすめします。

STUDIOの利用をおすすめする3つのケース

STUDIOの特徴を踏まえてどのようなWebサイト制作に向いているか考えてみました。
結論から言うと、私は以下の3つの場合にSTUDIOをおすすめしています。

①キャンペーンやサービスなどのLP(ランディングページ)

サービスや商品を単体で詳しく紹介したり、広告配信用に活用したり、季節のキャンペーンに合わせて制作する必要があるLP。企業によっては1年に何本も作成することもあるため、STUDIOでの制作が向いていると思いました。
また、公開後にこまめに更新が必要になってくるケースも多いので、文字修正などを手軽にできるようにしておくと制作がスムーズになるはずです。

②採用サイト

募集要項などの更新が多い採用サイトは、採用担当の方が手軽に更新できるSTUDIOでの制作が向いていると思います。
制作コストを抑えられれば、年度ごとに作り替えたり、募集する職種ごとに別のページを作ることも可能です。

③LP型のコーポレートサイトや団体サイト

新しく立ち上げた企業や団体の場合は「名刺代わりにとにかく早くWebサイトが欲しい」「掲載できる情報がないのでまずはミニマムから始めたい」といったご要望をいただくことが多いです。
その際にご提案するのが、1ページで完結するコンパクトなLP型のWebページです。
早くミニマムな情報を綺麗に見せることができるので、STUDIOとの相性も良いと思います。

ムーンファクトリーでは実際に、新しくオープンしたレストランや店舗のWebサイトをSTUDIOで制作しました。

STUDIOを使ったサイト制作例

台東区寿クラフトミュージアム

台東区寿クラフトミュージアム
※テンプレートをアレンジ

STUDIOのメリットや特徴を理解して、上手く活用していきましょう

STUDIOのメリットや特徴を企業の広報のご担当者さまや更新者さまの目線でご紹介しましたが、いかがでしたか?実際に私もお客さまのWebサイト制作や更新で利用していますが、本当に便利なツールだと思います。

もちろん、Webサイトの規模やデザインによってはノーコードツールではなく、通常の制作工程を選んだ方が良い場合もあります。
STUDIOに興味はあるけど、自社のWebサイトに合っているか相談したいといった場合は是非お気軽にムーンファクトリーへご連絡ください。

コストを抑えながら高品質なWebサイトを作りたいと考えている方は、この機会にぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

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