運用時のメリット満載!最新版・Movable Type8(ムーバブルタイプ8)の特徴

2023.11.01

#Webサイト運用

2023年11月1日に、CMS「Movable Type(ムーバブルタイプ)」の新バージョン「Movable Type8」がリリースされました!

リリースに先駆けてベータ版を体験。
「変わらずにいてくれて良かった!」と安心する部分と、「こんなことができるの!?」という驚きがあったので、いくつかご紹介したいと思います。

管理画面が今までとほぼ同じ!違和感なく作業できる!

Movable Type7とMovable Type8の管理画面には大きな変更がありませんでした。項目の増減はありますが、見た目や構造は従来通りです。

Movable Type7とMovable Type8 管理画面比較

追加された項目で最も特徴的なのは「MTブロックエディタ」です。これはMovable Type8で実装された新しい機能!従来のリッチテキストや、HTMLタグを使う形とは違った記事の投稿が可能になりました。ブロックエディタを使いたい場合は、ここからテンプレートの設定を行います。

記事のフォーマットに、ブロックエディタが出現!

今回Movable Type8で実装されたブロックエディタは、専門的な知識のない方でも複雑な見た目のデザインを比較的簡単に反映することができる機能です。

ブロックエディタは、記事投稿ページの「フォーマット:」から設定できます。こちらで「MTブロックエディタ」を選択すると、点線の中に「+ ブロックを追加」と書かれた枠が表示されます。

ブロックを追加をクリック

「+ ブロックを追加」をクリックしてみます。

マルチカラムのアイコンを選択

アイコンがたくさん出てきました!試しに「マルチカラム」のアイコンを選択すると......

2分割されたブロックが表示される

2分割されたブロックが表示されました!
このブロックにそれぞれテキストを入力すると、2カラムデザインの完成です。

2分割されたブロックにテキストを入力する

更新担当者の方がHTMLタグに詳しくないという場合でも、タグを使わずに記事の更新ができるようになります。

さらに多くのニーズにこたえるカスタムブロック

便利なブロックエディタですが、Movable Type8にもともと入っているパーツはどのWebサイトでも使える汎用的なものだけなので、多くのWebサイトのデザインニーズを満たせないことがあります。

使いたいパーツが見つからない

Movable Type8ではブロックエディタを追加できる「カスタムブロック」という機能ができました。
もともと設定されているパーツ以外に、独自のパーツを設定して、ブロックエディタで使用できるようにする機能です。
この機能を使うためには、あらかじめパーツの設定を追加しておく必要があります。専門的な知識は必要ですが、Webサイトを運用する時の手軽さを考えると、設定しておきたい機能だなと思います。

カスタムブロックで独自のパーツを追加できる

更新が簡単になれば、Webサイトのコンテンツを充実させることに時間が回せるので、大きなメリットとなります。

ログインしないで共有プレビュー!?

Movable Type7までは、管理サイトにログインして記事の編集画面からプレビューするか、画面のスクリーンショットを確認してもらうのが主流でした。

Movable Type8では記事のプレビューURLを送れば、ログインせずにプレビューできる機能が追加されました。認証パスワードを設定できるので、セキュリティも万全です。

ログインせずに共有プレビューが可能に

おわりに

Movable Type8は、従来のMovable Type7よりもWebサイトが運用しやすくなる要素の追加が多かったように思いました。管理画面の見た目は大きく変わってないので、Movable Type7を使い慣れている方は違和感なく操作ができると思います。

Movable Type7のサポートは2025年の秋に終了します。
「サポートが終了?どうしたらいいの......」
「今まで別のCMSを使っていたけど、Movable Typeで運用していきたい......」
などとお考えの方は、ぜひムーンファクトリーにご相談ください!お待ちしています。

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