Webディレクター直伝!LP制作でこれだけは譲れない3つのコツ
2023.04.11
#Webサイト運用
最近、商品の販売促進や広告からの流入元としてLP(ランディングページ)の制作をご依頼いただくケースがとても多くなっています。
私もWebディレクターとして、いろいろなタイプのLPの制作に携わりました。
様々なタイプのLP制作を行っていますが、どんなジャンルのどんな内容のLPでも、「これだけは譲れない!」と思うポイントがいくつかあります。
今回は、そのポイントをご紹介していきます。
LP制作のコツ①:ターゲットを絞り込む
まず一番初めに行うのは、ターゲットの絞り込みです。
よく、
「男性にも女性にもオススメの商品で、子どもから大人まで使えるし、ご家族でも一人暮らしでも使えるので、ターゲットは20代~60代の男女にしてください」
といったご要望をいただくことがあります。
実は、これはあまり良くない例です。
これでは、効果の出るLPは作ることができません。
LPを作る目的は、商品やサービスの販売促進です。
購入してもらうためには、その商品やサービスの魅力を、より深く、より具体的に記載する必要があります。利用している自分自身を、ユーザーに想像していただくことも大切です。
そこで重要になるのがターゲットの絞り込みになります。
「20代〜60代の男女」という広いターゲット向けに商品やサービスのアピールポイントを書こうとすると、全体的に当たり障りのない、ふわっとした内容になってしまいます。
でも、「20代の一人暮らしの女性」などとターゲットが絞り込まれると、LPを閲覧する人の生活パターンや好みなどがイメージできるので、商品やサービスの具体的な使い道やアピールポイントを挙げることができるようになります。
できるだけターゲットを絞り込んで、訴求力の高いLPを目指していくようにしましょう。
LP制作のコツ②:見出しだけで言いたいことがわかるようにする
これは、実際に原稿やワイヤーフレーム(ページのレイアウトイメージ)を作成する時のコツです。
Webページは、大見出し・小見出し・本文といった要素を組み合わせて作っていきます。
ページを見るユーザーは、本文までしっかりと読んでくれる方もいれば、見出しだけささっと読んで終わってしまう方もいます。
LPの場合は、広告から入ってくるユーザーが多いので、本文までしっかりと読んでくれる方はあまり多くないと考えています。
そこで大切になるのが、「見出しだけで言いたいことがわかるようにする」ことです。
大見出しを読んでどんな内容のLPかが理解できれば、「もう少し詳しく読んでみようかな」と思うユーザーが出てきます。
大見出しのつけ方が効果的であれば、それだけを読んで商品やサービスを申し込むユーザーもいるかもしれません。
例えば、「商品ラインナップ」と見出しを付けるよりも、「小さなお子さんと一緒に使える商品ラインナップ」「極上の眠りへ導く商品ラインナップ」といったちょっと具体的な見出しの方が内容が伝わりやすい場合が多いです。
ターゲットユーザーが「どう書いてあったら興味を持ってくれるのか?」を考えながら、見出しだけで言いたいことが伝えられる構成を目指しましょう。
LP制作のコツ③:「欲しい」と思うポイントに購入ボタンを置く
例えば、お店で洋服の買い物をしている時、その洋服を「欲しい」と思うタイミングは人それぞれです。
色や形を見て欲しいと思う人もいれば、実際に肌ざわりを確認して欲しいと思う人もいます。製品表示を見て、綿100%だから欲しいと思う人や洗濯がしやすいから欲しいと思う人もいるでしょう。
これは、LPの場合も同じです。ユーザーが商品やサービスを「欲しい」と思うポイントは、人によって異なります。
そこでLPでは、購入などにつなげるボタン(コンバージョンポイント、CTAなどと呼ばれます)は、ページ内の様々な位置に置くようにしています。
ターゲットユーザーの気持ちを想像しながら「ここで『欲しい』と思う人がいそうだな」と思う場所に、ボタンを配置していくようにしましょう。
コツをつかんで、効果の出るLPを作りましょう!
ディレクターとしてLP制作に関わってきた中で大切だなと思うコツをご紹介しましたが、いかがでしたか?
LPをどうやって作り始めたら良いか、どう作業を進めていこうか悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
もちろん、この他にもたくさんLP制作のポイントはあります。
デザインも写真もコーディングも、こだわりたいことだらけです。それはまた、機会があればお伝えできたらな、と思います。
また、ムーンファクトリーのLP制作に興味がある方、依頼したい方は、是非お気軽にお問い合わせください。一緒に効果の出るLPを目指しましょう。