正確なお見積りをもらうための3つのポイント

2023.01.30

#Webサイト運用

どんな仕事でも、作業に取り掛かる前にまず作成しなくてはいけないもの。それは、「見積り」です。
私たちも、お電話やフォームから、「まずは見積りを作ってください」とお問い合わせをいただくことがよくあります。

そんな時、「Webサイトのお見積りって、何を伝えたらいいんだろう」と思ったことはありませんか?
Webサイト制作は、目に見える部品や材料を使う仕事や機械の作業とは違ってコストや時間が見えづらいので、制作会社から出てきた金額が妥当なのか判断しづらい場合もあると思います。

そこで今回は、「Webサイト制作のお見積りをできるだけ正確にもらいたい!」という方のために、3つのポイントをご紹介します。

Webサイトの値段は、"機能+作業時間"で決まる!

Webサイトのお見積りを出す時、私たちは次の2つのことを考えます。

まず1つ目は、「必要な機能は何か?」
お客さまのご要望を満たすため、より良いWebサイトを目指すために必要な機能を考え、検討し、洗い出します。
また、その機能を満たすために必要な付属品(サーバーやセキュリティのプログラム)が必要な場合は、それらの費用についても考えます。

2つ目は、「その機能の実装に、どのくらいの初期費用と作業時間がかかるのか?」
実は、これがなかなか難しい部分でもあります。

私たち人間の作業時間には明確な基準がありません。
例えば、折り紙で鶴を折った時。折り紙を購入するための「初期費用」は一律ですが、完成までにかかる「作業時間」は人によって異なります。

Webサイト制作の見積りの考え方の図

これは、Webサイト制作でも同じです。
Webサイト制作には、企画・ワイヤーフレームの作成・原稿作成・デザイン・コーディング・必要なソフトの購入など、様々な作業があります。
例えばこのうち、ソフトの購入金額は「初期費用」としてそれぞれ明確な金額がありますが、その他の作業については、制作会社によって費用のつけ方の基準が異なります。

この、その他の作業について正確な時間を算出してもらえるかどうかが、お見積りでは大切です。

正確な見積りをもらうポイント① ページ数はどのくらいか?

では、正確な見積りをもらうためにはどうしたら良いでしょうか?
まずポイントになるのが、Webサイト全体の「ページ数」です。

5ページのWebサイトと、100ページのWebサイトでは、企画にかかる時間もデザインをする時間も、実装にかかる時間も異なります。
また、100ページある場合は管理ツールであるCMSを入れた方が良い場合もあり、そうなるとCMSの構築時間も必要になってきます。

ページ数がわかるだけで、お見積りの精度がぐっと高くなります。
ページ数のイメージができない場合は、現在のWebサイトよりもページを増やしたいか・減らしたいかだけでも伝えると良いでしょう。

正確な見積りをもらうポイント② 独自の新規企画はあるか?

「新しい制服で社内の写真を撮影しなおしたい」
「社員のインタビューをもとにした、ストーリー性のあるページを作りたい」
「Youtubeの動画をアーカイブするページを作りたい」
「外部のシステムで掲載している情報をコーポレートサイトにも自動で表示したい」

など、現在のWebサイトにはない新しい企画を取り入れたい場合は、お見積りの金額が代わります。
具体的でなくても、「こんなことをやりたい!」というご希望がある場合は、是非それを制作会社に伝えてください。

Webサイト制作で特別なコストがつきやすい独自企画の例

独自の新規企画はコストが高くなるケースが多いので、「本当はやりたかったのに予算が足りなかった......」と後悔しないように、はじめから意見を伝えておきましょう。

正確な見積りをもらうポイント③ 特殊な動きを伴うデザインが必要か?

Webサイトのデザインや動きには、様々なものがあります。
中には、制作に慣れた技術者しか作れないものもあるので、注意が必要です。

例えばこちらのWebサイト。
スクロールをすると写真やコンテンツが時間差で表示されていきます。
また、途中でロゴのマークがするするっと描かれるなど、特殊な動きが入っています。
https://smart-senior.org/

また、こちらのサイトも動きが特殊なWebサイトです。
写真やコンテンツが時間差で左右から表示される点はもちろんですが、右上のボタンを押すと、背景の色やデザインが変わります。
https://www.moonfactory.co.jp/ceo/

このように、特殊な動きを伴うデザインをご希望の場合は、「このWebサイトみたいにつくりたい!」といったご要望を初めから伝えていただけると、より正確な見積りをもらうことができます。

見積り項目について、わからないことがあったら確認を!

Webサイトのお見積りについて、より正確なコストを出してもらうためのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?

上記3つのポイントを伝えて見積りをとると、知らない言葉がたくさん出てきて戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
「この金額は正確なんだろうか?」「本当に、この作業にこんなに長い時間がかかるんだろうか?」と考えてしまう場合もあるでしょう。

そんな時は遠慮せず、「この項目はどういう作業ですか?」「この金額になった根拠を教えてください」と聞いてみてください。

Webサイト制作のコストは、会社によってさまざまです。
フリーランスの方なのか、5~6人の少数精鋭の会社なのかでもコストは変わりますし、システム系に強いのか、デザイン系に強いのかでもコストが変わります。

例えば弊社の場合は、30人~40人の中規模な会社で、デザインやコンテンツの見せ方・伝え方を大切にしています。
そして何よりも、お客さまへのサポートを大切にしている会社です。
そのため見積りの際は、上記の条件や得意分野、考え方を踏まえたコストでお出ししています。

リニューアルや新規のWebサイト制作でお悩みの時は、是非一度、ムーンファクトリーにご相談ください。

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