早めの引っ越しで解決!Webサイトの表示が遅い原因はサーバー?
2023.01.20
#Webサイト運用
Googleの検索結果をクリックしても、URLを入力しても、なかなかWebサイトが表示されず、困った経験はありませんか?
もしかしたら、その表示の遅さの原因は「サーバー」かもしれません。
今回は、サーバーが原因でWebサイトの表示が遅くなった場合について、対策をご紹介します。
何故、サーバーが原因で表示が遅くなるのか?
サーバーとは、Web上で情報やサービスを提供するプログラムのことです。
Webサイトは、サーバーにデータを格納することで、初めてインターネット上で閲覧できるようになります。
コーポレートサイトの場合は、レンタルサーバーを借りるケースが多く、Webサイトリニューアルの時に契約をしてから、そのまま変えていないということがほとんどです。
この場合、サーバーの経年劣化によって、Webサイトの表示の遅さが生じてくる可能性があります。
サーバーの経年劣化で起こる、主な症状とは?
サーバーの経年劣化が進むと、次のような症状が出てきます。
①サーバーの処理速度が遅くなる
サーバー内のプログラムの処理速度が遅くなると、Webサイトの表示が遅くなることがあります。
閲覧はもちろんですが、サイト内検索やお問い合わせフォームからの送信も遅くなるので、ユーザーがWebサイトを離脱してしまう可能性が高くなります。
②新しいプログラムに対応できず、システムのアップデートができなくなる
Webサイトを管理するために、WordpressなどのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)や、ECサイト用の外部サービス(ASP)などを使用しているケースも多いかと思います。
これらのシステムは、時代の流れに応じて次々と新しくなっていきますが、サーバーの経年劣化が進んでいると、新しいプログラムに対応できず、システムをアップデートすることができません。
アップデートできない場合、外部からの攻撃を受けるリスクが高くなることもあります。
③サーバー会社によるメンテナンスが増える
経年劣化が進んだサーバーは、サーバー会社によるメンテナンスが多くなります。
メンテナンスの間は、Webサイトが表示されなくなってしまうことがほとんどです。新規ユーザーを獲得する機会を失ってしまうことにもなるので、注意が必要となります。
上記の3つのようなトラブルを防ぐためにも、ある程度の年数が経ったら、サーバーの引っ越しをすると良いと言えます。
サーバーの引っ越しでは、"スケール"をどうするかを考える
いざ「サーバーを引っ越そう!」と考えた時、皆さんがまずご相談するのは、コーポレートサイトの制作会社やサーバーの保守・運用を担当している会社だと思います。
その時に必ず確認していただきたいのが、サーバーの"スケール"です。
スケールとは、サーバーの処理能力・性能のことを言います。
Webサイトのデータや機能に対してサーバーのスケールが小さいと、せっかく新しいサーバーに引っ越しをしてもWebサイトの情事が遅いまま......ということがあります。
スケールの判断には、Webサイトやサーバーに関する知識が必要です。
専門の会社に確認することをおすすめします。
Webサイトの表示が遅いと思ったら、早めにご相談を
「ウチのサーバーは、まだ契約してから数年しか経ってないから大丈夫」と思っている方は、契約した年月日を確認してみてください。
一般的にサーバーは5年ほどで見直すものだと言われています。
利用頻度や使っている処理の量によって早く劣化することもあるので、3年ほどで見直す場合もあります。
最新機能を搭載したスマートフォンが毎年のように発売されたり、SNSに次々と新しい機能が追加されたりするように、サーバーも次から次へと新しいサーバーやプランが登場します。
最近では、スケールアップを見越して、レンタルサーバーではなく、クラウドサーバーをお選びいただくケースも増えてきました。
また、「サーバーの不安はあるけど、契約の年月日はすぐに調べられないな......」という場合は、Webサイトの表示スピードを調べてみてください。
点数が低い場合は、サーバーの引っ越しを検討してもいいかもしれません。
(サーバー以外の原因で点数が低い可能性も、もちろんあります)
ご自身で確認するだけは不安だという方は、ムーンファクトリーへご相談いただくことも可能です。
サーバーを定期的に見直して、快適に閲覧・運用できるWebサイトを目指しましょう!