初めてでもOK!サイトリニューアルの課題と目的を整理するコツ
2022.06.01
#Webサイト運用
Webサイトのリニューアルの手順や進め方を調べると、最初のステップとして「マーケティング」「ペルソナ設定」「KGI」「KPI」など、難しい言葉がたくさん出てきます。
でもこれ、難しいと思いませんか?
「それで、結局何から始めたら良いの?」「何をしたら良いのかさっぱりわからない!」なんて挫折してしまう方も多いと思います。
リニューアルで一番初めにやることは、「目的と課題の整理」です。
今回はこのステップを、難しい言葉を一切使わずに、わかりやすく解説していきます!
ポイントは、見た目・中身・入れ物に課題と目的を分類すること
リニューアルの課題や目的は、3つのカテゴリに分けることができます。
それが、「見た目」「中身」「入れ物」です。
課題を出していったときに、見た目の課題ばかりであれば、メニューの構成やページの内容にはあまり手を入れず、デザインだけを変更するリニューアルも可能です。
逆に中身の課題ばかりであれば、実はリニューアルは必要なく、新しいコンテンツを追加すればOKという場合もあります。
リニューアルの方向性を決めるためにも、Webサイトにどのような課題があるのかを探して、3つのカテゴリに分けることから始めましょう。
今のWebサイトの"嫌なところ"を探しましょう
課題を考える時に一番簡単なのは、"嫌なところ"を探すことです。
書き出す時に、その嫌なところが「見た目」「中身」「入れ物」のどの問題になるのかを一緒に考えていきます。
上の例の場合だと、「見た目」と「中身」に関する課題がやや多いですね。
難しく考える必要はありません。
今のWebサイトで直したいところや困っているところを思いつくだけ自由に書き出してみましょう。
今のWebサイトの"好きなところ"を探しましょう
次に、今のWebサイトの"好きなところ"を探します。
リニューアルの場合は現在のサイトに不満を持っていることが多いので見つけづらいかもしれません。
でも、"好きなところ"の中には、"リニューアルをしても変えてはいけないところ"も隠れているはず。
普段の仕事の中でお客さまからいただく感想などを参考にしても良いと思います。
新しいWebサイトで"やりたいこと"を探しましょう
これまでの"嫌いなところ""好きなところ"は、どちらかというと、現在のWebサイトの課題を見つける作業です。
しかし、リニューアルの効果をより高くするためには、新しいWebサイトで"やりたいこと"、つまり、目的を決める必要があります。
初めに今のサイトの嫌なところを探しているので、関連している項目も出てくるかもしれませんね。
これも難しく書く必要はありません。
どんなことがやりたいかをありのままに書き出してみることが大切です。
目的・課題整理シートを使うのもおすすめ
Webサイトリニューアルの課題と目的整理のコツをまとめてみましたが、いかがでしたか?
また、今回のブログで課題や目的の整理に使った整理シートをダウンロードできるようにしました!
「リニューアルをしようと思っていたけど、何から始めたら良いのかわからない」
そんな方は、是非ダウンロードしてみてください。
今回ご紹介した課題と目的の整理に加えて、ターゲット決めに使えるおまけシートも付いています。
このシートを作ってからホームページの制作会社に話をすれば、スムーズに話が進むことでしょう。
足りない項目のヒアリングや「マーケティング」「ペルソナ設定」「KGI」「KPI」などの難しい話は、必要な部分は業者がフォローをしてくれるはずです。
Webサイトのリニューアルを担当するのが初めてでも、心配する必要はありません。
まずはゆっくりと、リニューアルの課題や目的を整理していきましょう。